5月・6月は、一年でも紫外線UV-Aが特に多く降り注ぐ季節です。みなさんは、きちんと紫外線対策していますか?
先ごろ、女性を対象にした「年齢の割に若いと思う芸能人」というあるアンケート調査で、第1位に輝いた永作博美さん。なんと、約4割もの女性の支持を得て、堂々の1位でした。
「40代には見えない」とか、「少女のようにかわいい」、「肌がきれい」と絶賛される永作さんは、女性の憧れです。
年齢を感じさせない若々しさって、永遠のテーマかもしれません。
UV-Aはシワやたるみを引き起こす紫外線。紫外線対策として、日焼け止めを塗ることはもちろん、この季節だからこそ摂るべきおススメの食材があります。
■シワを招くUV-A波とは
地上に降り注ぐ紫外線には、UV-A波とUV-B波があります。特に春に多く降り注ぐのは、UV-A波。このUV-A波は、肌の真皮層(肌の奥)にまで到達し、コラーゲン繊維(ハリのために大切な繊維)やエラスチン繊維(弾力のために大切な繊維)を破壊し、シワやたるみを引き起こしてしまいます。
また、活性酸素も発生させるので、肌を一気に老化させてしまうという恐ろしい紫外線。他にも乾燥を引き起こしたり、髪にもダメージを与えるので、これからの季節は、肌だけではなく全身のトータルケアを行う大切な時期と言えます。
■シワ・たるみ対策食材ベスト4
(1)アボカド
豊富なビタミンと良質な油を含むアボカドは、シワを防止します。また、肌内部からお肌を潤わせるので、乾燥対策にもおススメです。アボカドは、「世界一栄養価の高い果物」としてギネスに認定されていますので、この季節は特に、ぜひとも摂りたい食べ物です。
(2)トマト
活性酸素除去に役立つリコピンを豊富に含むトマトは、紫外線による細胞の破壊を緩やかにする効果があります。リコピンは熱を加えても壊れにくいので、トマト料理のバリエーションも広がるのではないでしょうか。
(3)サーモン
サーモンに含まれるジメチルアミノエタノールは、肌のハリや弾力・たるみ対策に効果的です。食べる時はコラーゲンを特に多く含む皮も、残さず食べましょう。また、焼きすぎるとビタミンEの1,000倍の抗酸化力を持つ、アスタキサンチンが損失してしまいます。火の通し過ぎには要注意です。
効率よく栄養を摂るためには、ビタミンCと一緒に摂るとより良いですよ。なんと、韓国では、肌に弾力を与えるために、“サーモン注射”が流行っているようです。
(4)ザクロ
古代ペルシャでは「生命の果実」と言われていたザクロは、世界三大美女の楊貴妃が好んで食べていました。女性ホルモンの一種エストロゲンがコラーゲン生成に役立つので、シワやたるみ予防におススメです。
日差しが強くなってきたこの季節。日焼け止めを塗るのはもちろんですが、外からだけでなく、内からも紫外線対策をしていきたいですよね。秋や冬になって後悔しないように、今からきちんとした対策をしたいものです。
■1:亜麻仁油で潤い肌
肌が乾燥しているとシワが増えてたるんでくるので、年齢より上に見られてしまいますよね。「乾燥しているな」と感じたら、亜麻仁油がおススメです。
ホルモンバランスを整えるオメガ3系の油である亜麻仁油は、肌の水分蒸発を防ぐので、潤い肌のためにはもってこいの油です。特に、乾燥してカサカサ肌で悩む人やアトピー肌の人はもってこいの油ですので、ぜひ摂るようにしましょう。
クセがないのでどんな料理にも合いますが熱に弱いので、お酢や塩・コショウと混ぜてドレッシングにして食べるのがおススメですよ。
■2:キウイフルーツで美白肌
他のフルーツと比べても、ビタミン・ミネラル・食物繊維の量が圧倒的に多いキウイ。そんなキウイを食べる時は、体調や肌の状態に合わせて、グリーンキウイとゴールドキウイを食べ分けるのがおススメですよ。くすみやシミが気になるときは、ビタミンCがより多いゴールドキウイを。
また、便秘続きで肌がくすんでいる時やニキビが増えた時は、食物繊維をより多く含むグリーンキウイを食べてみましょう。
■3:“飲む点滴”で無敵肌
“飲む点滴”と言われるほど栄養価が高い甘酒。甘酒の原料である麹に含まれるコウジ酸には、シミの素であるメラニン色素を抑制する働きがあるので、特に美白効果を期待できます。
みなさんは、美容と健康のために意識していることはありますか? 化粧品に頼るだけではなく、毎日、口にする物をちょっと意識するだけで、肌も体調もどんどん変わります。若々しさを保つ期待のできるおススメ食材を、ぜひ、召し上がってみてください♡
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